こんにちは、司法書士の米山忠宏です。

「司法書士」というのはどんな仕事をしているのかご存じでしょうか？
正確には知らないけれども、名前に司法という言葉がついているので、なんとなく法律に関係した仕事だろうと思わ
れる方 は多いでしょうが、具体的にご理解いただいている方はまだまだ少ないのではないかと思います。また、
不動産 を購入されたことがあるという方は、不動産を登記をされるときに、司法書士に依頼したという方は多いか
と思います。 しかしながら、司法書士の仕事は登記だけではなく、その職域は広く、仕事は多岐にわたっています。
司法書士は登 記以外に一体どんな仕事をしているのか、また司法書士に依頼するとどんなメリットがあるのか、
などを一部ご紹介したいと思います。

平成１４年の司法書士法の改正により、平成１５年４月から所定の研修を修了した司法書士のうち簡裁訴訟代理関
係業務を行うのに必要な能力を有すると法務大臣が認定した者は、簡易裁判所において一定の訴訟代理行為等を
行うことができるようになりました。また、司法書士は、簡易裁判所以外でも、裁判所に提出する書類を作成し、依
頼人が裁判に行くときのアドバイスをします。

具体的には、以下のようなトラブルについて、その解決するお手伝いをしています。

例：

敷金を返してもらえない。　家賃を支払ってもらえない。　知人に貸したお金を返してもらえない。　取引
先が売掛金を支払ってくれない ・・・

例：

自分や家族が加害者・被害者になってしまった。　　被害者から法外な賠償請求を受けた。　　保険会社
の呈示してきた金額に納得できない ・・・

例：

未払い賃金 ・ 退職金を支払ってもらえない。　会社を辞めて欲しいと言われた。　労働契約の更新を
拒否された。　派遣切りをされた。　上司からパワハラ、セクハラの被害を受けている。　有給休暇を
取らせてくれない。　残業代がでない ・・・

例：

次々販売・マルチ商法・内職商法などの悪質商法の被害にあった。　訪問販売・通信販売などのク
ーリングオフ。　エステ・英会話教室などの中途解約したい。　サラ金・クレジット会社から督促がき
た。 ヤミ金被害にあった・・・

約束を守ってもらえない、労働者・消費者としての権利が侵害されているのではないか？などといった様な場合に
は、トラブルを法に照らし合わせて解決することが必要です。場合によっては、当事者の力の強弱とはかかわりなく、
正 しく平等な解決をするために、裁判により強制力をともなった解決が必要なこともあります。

法律を難しいものだと考えていませんか？また、裁判を面倒だと避けていませんか？そういうとき、司法書士はあな
たのお役に立つことができます。

日常生活では、様々な場面で疑問が生じ、不安になってしまうことがあります。
そんなときは専門家に聞くのが一番です。
司法書士は、日常生活での疑問・不安についての相談を積極的に受付け、あなたの不安を解消するお手伝いをし
ています。